京都のバスはすごいですねー(゜ロ゜)
91号系統で、終点、 大覚寺に到着。
さて。
何度も書いていますが今回の目的はこちら。
嵯峨天皇の「般若心経」初公開、1200年前 京都・大覚寺 - 産経ニュース
いけばなの催し期間中でもあったため、
土日は更に混雑すると思い、
平日にお伺いしたかったのです。
勅封心経殿の近くに来ると
「ぎゃーていぎゃーてい…」
と、聴こえてきました。
こちらに入る前に
お坊さんより塗香を受け取り、
「お堂に入る前に、般若心経の御真言、
『羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦
菩提薩婆訶 』を唱えていただきます」
並んでいた人たちみんなで
「羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦
菩提薩婆訶」
と唱え、
いよいよ中に!
中に入ると薬師如来様の影が。
影だけなのに、有難さが伝わってきます。
いよいよ、近づいてきました。
・・・・・・・(⊙.⊙)
ほとんど
消えていて
見えませんー(T▽T)!
心眼で見えるとかそんなこと言えません。
目を凝らせば少しくらいは見えるかと
じっくり眺めたかったのですが、
待っている方も大勢いらっしゃるため
手をあわせて、後にしました。
眼振持ちの自分には暗いところで
素早く見るのは無理なのでしょうけれど…
あとで、霊宝館にて
模写復元したものを拝見しました。
とても、繊細な文字だなと思いました。
こちらの心経前殿では、
嵯峨天皇さまと弘法さまの尊像が
並んで置かれていますが、
嵯峨天皇さまは
弘法大師さまのこと、
とっても頼りにして、とっても好きなのね、
それはきっと、いまでも。
そんなことを感じました。
いけばなの展示はよくわかりませんが、
ダイナミックさも感じられました。
嵯峨天皇さま、
本当に芸術家肌だったのでしょう。
政治センスはありそうですが
そんなに好きじゃなかったかも(^_^;)?
*個人的感想です
大沢池
初めてお伺いして
しかも、勅封般若心経以外は
すっとばして見てしまいましたが
(ごめんなさい)
とても良いお寺ですね、
次はゆっくりと、訪れたいです。
残念ながら私の眼振の目には
ほとんど写りませんでしたが、
1200年前の書物と時を超えて向き合えるとは、
なんて素晴らしいことなのでしょう。
文字は消えたように見えても
嵯峨天皇さまの心は、
時を超えて伝わってきています。
嵯峨天皇さまは、
1200年後のこんな現在を
想像していたでしょうか。
*空海さんは想像してそうですよね(^_^;)
嵯峨天皇さまが祈った心が
今に伝わっているように
これから1200年後、
何が、伝わっているのでしょうか。
データだけは膨大ですが、
何が、残るのでしょうか。
1200年後も、それから先も、
その時代の人々が幸せになれる、
そんなものがずっと伝わって欲しいと願い、
大覚寺を後にいたしました。