今日より素晴らしい明日を

心が折れたらアロンアルファでくっつける

DNAのせい

先日、具合が悪く昼間も休んでいて

目が覚めると、

池上彰さんと磯田道史さんの対談番組が

再放送されており、見入ってしまいました。

途中からでしたが、見られただけでも

ラッキーだったと思います。

 

終わりの方だったかと思いますが

磯田先生が

「日本人が勤勉なのは

   昔、農耕に携わったいた家柄が多く

   時間を増やして頑張れば

   それだけ収穫量が増えたから。

   しかしサービス業は違う。

    3時間余分に働いても得られる物が

    増えるわけではない」

というような発言があり

(間違っていたら申し訳ありません)

 

なるほど!自分は

最初に就いた仕事がサービス業だったのに

無理な残業ばかりして、

長年の間に身にについてしまい

非生産的な

無駄な努力を続けてしまった

んだなと改めて思いました。

 

自分だけでなく

企業のトップの方のご先祖様が

農耕民族的DNAを持っていれば

「時間をかければ収穫量が上がる」

と無意識に考えているでしょうから

日本国全体で

行き詰まり状態

が起こっているのかもしれません(>_<)

 

そこで「働き方改革」なのでしょうが、

長年受け継がれているDNAの記憶を

短期間で変化させるのは個人の努力のみでは

難しいことではないでしょうか。

 

私の会社でも働き方改革推進、

と指示が出ていますが、無理に進めると

ジタハラ

になるのでは…と密かに思っております。

 

地道に努力するしか知らない人間が

明日から発想力を持って仕事をするなんて

簡単にはできません。

人間、得手不得手があります。

しかし、切羽詰まった日本経済の状況が

災い転じて福となるよう

個人の意識改革に頼る働き方改革だけでなく

国と企業と教育も

しっかり対応して行って欲しいと

切に願います。