心の屍を墓地に埋めて生きてゆく - 今日より素晴らしい明日を
この本を手にしたのは、前回に書いた理由以外に「人間関係について、他人がとやかく言うべきではない」ことを、しっかり目に焼き付けたかったから、というのもあります。
ずっと好きだったバンドが解散して(←かなり昔の話です)、再結成を望んだ時代もありました。今は再結成はありえないとわかりますが、30年ほど経った今でも、週刊誌は何かあると話題にするんですよね、明らかに間違った情報を入れてまで。
本人たちは、わたしたちファンより前を向いているけれど、書かれるたびに傷ついているかもしれません。
ファンだからこそ、容易く口出しせず、いまの彼ら、そして未来を見守っていきたい。
思い出は美化できる、正しさは人によって変わる。けれど、戻ることのない事実は、決して他人には変えられないのです。