今日より素晴らしい明日を

心が折れたらアロンアルファでくっつける

鎌倉時代に思う

Y田部長が昨年本社より帰ってきたこともあり、寺社巡りブログ記事が少なくなっておりますが<(_ _)> 今年は特に、新型コロナウイルスの影響と、そして寺社巡りにて思ったことを綴る自信が全く持てないというのもありまして… 誰が読むんだというのもありますが

うまく文字にできる自信は全くございませんが、年末までに少しずつ綴ってゆこうと思っております。

さて。先日、

2022年大河ドラマにて大泉洋さんが頼朝を演じることが発表されました。大泉さんだったら嬉しいな、と思いつつもまさかそんなうまくはいかないよね、と思っていたため、本当に嬉しいです!!大泉さん、とっても面白いのはもちろんですが、素晴らしい俳優さんですよね。大泉さん、手がとっても美しいんです!

さて。鎌倉という地にはご縁の薄いワタクシですが、高野山の国宝の建造物の不動堂と金剛三昧院多宝塔はどちらも鎌倉時代の建造物です。

高野山霊宝館【高野山と文化財:指定建造物 不動堂】

高野山霊宝館【高野山と文化財:指定建造物 金剛三昧院多宝塔】

私の大好きな運慶さんの八大童子像や快慶さんの孔雀明王像、四天王像はじめ、高野山には鎌倉時代にゆかりのあるものが多いことにも驚かされます。私の目に飛び込んできやすいだけかもしれませんが…

高野山最古の五輪塔も、こちらのものと考えられているそうです。

近畿地方の石造物⑤:西室院五輪塔(伝・源氏三代供養塔)|綾|note

*・゜゚・*:.。..。.:*・'*:.。. .。.:*・゜゚・*

何故、平安末期や鎌倉時代初期にわざわざ不便すぎる高野山に寄進したりするのだろうかと思いましたが…ざっくりと簡単すぎですが、平安末期末期の保元の乱後に死刑が復活したり源平の戦から承久の乱の戦乱など、非情だった時代背景が影響しているのかな…と思い至っております。詳しく調べて論文でも書けそうですし、入り組んだ話も多そうなので、こんなに簡単に書くと専門家の方々に叱られそうですが(^_^;)

これらの人々の思いは戦乱を招いたことの贖罪の気持ちからか、祟りへの怯えからかはもちろんわかりかねますが、疫病や地震や噴火など天変地異は祟りと思われていたでしょうから、自分を省みた際、本当に恐ろしかったのではないか、と。

鴨長明が「無常」と感じた平安末期から鎌倉初期の感染症と災害(福和伸夫) - 個人 - Yahoo!ニュース

平安末期や鎌倉の人々のこのような思いが数々の文化財を今に伝えてきたとはいえ、とにもかくにも戦乱のない世を願わずにはいられません。しかし、逆に現在はバチなど当たるわけはない、自分さえ良ければなにをしても大丈夫という人たちが増えてもいる気もいたします。そのような考えが蔓延した際は… 自分たちが思っている以上に、恐ろしい世の中を迎えるかもしれません。たとえ神様がバチを与えなくても・・・・