スズメバチが危険なのは9月と言われますが、まだまだ活動する季節なので、お気をつけくださいませ。
というのは、スズメバチではありませんが本日、こんな話を目にしまして。
寺を守る仁王像の中にハチの巣 駆除も解体もできない事情とは(産経新聞) - Yahoo!ニュース
ニホンミツバチなら貴重なのでお願いしたら養蜂業者さんが喜んで来てくれそうな気もしますが、どうなのでしょうか。解体が必要となると色々難しいのでしょうけれど…
さて、先日発売されたおかざき真里先生の「阿・吽」10巻の冒頭の話にも、東大寺に大きな蜂が出る話が掲載されております。
阿・吽 (10) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 作者: おかざき真里,阿吽社
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/10/11
- メディア: コミック
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蜂の話は「弘法大師行状絵詞」からの話のようです。
当時、東大寺の南大門のあたりに大きな蜂が出て、僧を刺し殺したりしたため、僧侶は次々と逃げ出したそうです。ところが、空海さんが東大寺の別当になったところ大きな蜂は消え、東大寺は隆盛を取り戻したとのこと。
こちらのサイトや他の方もこの大きな蜂は最澄さんの比叡山の勢力と考えるのが普通のようですが、本当にこんな蜂が大量に現れて、
ハチと服のサイズ比おかしくない…? 洗濯物にとまっていたスズメバチが巨大すぎてTwitterが騒然! | Pouch[ポーチ]
空海さんが駆除の方法を知っていたら面白いのになぁ…、と勝手な想像をしております(^_^;) いや、だって絶対良い駆除方法知ってそうじゃないですか。
あ、東大寺南大門と言っても、空海さんの時代の南大門には、いまの仁王像ではなかったですよー。これが見られる時代に生きているって幸せですよねー。え、私だけ(^_^;)?