平成最後の12月ですが、
今年は、明治維新150年だそうです。
ウチは代々曹洞宗なのですが、
真ん中の伯父宅は、神道だそうです。
真ん中の伯父は、マスオさん状態で、
伯父の奥さんの家が神道だから
そうなっているようですが
何故、神道なのか、父も
真ん中の伯父には聞けずにいたそうです。
ところが、ある日、
父がテレビで見たそうです。
伯父宅の地域は廃仏毀釈の激しかった場所で
その地域では
お寺を全て破壊してしまったとのこと。
(伊勢ではありません)
その話をウチの美容師くんにしたところ
偶然、美容師くんの出身地が
真ん中の伯父と同じ地域とのことで
「なんてウチが神道なのか
初めてわかりました!」
と言われました。
(法事では「かけまくもかしこき いざなぎのおおかみ〜」と読み上げるそうです)
廃仏毀釈という命令は
政府より出たわけではなく
「神仏判然令」などを拡大解釈した人たちが
暴挙に走ったようです。
昔、タリバーンが仏像を破壊する映像を見て
なんて酷いことを…と思いましたが、
日本でも酷い破壊が行われていたこと…
目を背けずに学んで
新しい時代を迎えたいですね。
天皇も「一生の心残り」と悔やんだ、明治政府のある蛮行の記録(真鍋 厚) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)