- 作者: 鎌田浩毅
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2015/11/14
- メディア: 新書
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以前から
とあるところで文章を見かけて
気になっていた鎌田先生。
先日、情熱大陸でおみかけしたので
上記の本を購入したのですが
様々な情報が
わかりやすく
ぎっしりと、
書いてありました。
なるほど、と思ったのは
結論から述べると、箱根山と富士山のマグマはつながっていないので、富士山の噴火を誘発させることはない。
という話。
そんなこと、ニュースなどでは
なかなか聞かなかったですから。
兄弟のような山とか書いてあるところも
見た覚えがあるし。
しかし、
箱根山の二五キロメートル先にある富士山は、箱根山とは関係なく活動を開始するだろう。すなわち、箱根山と富士山は、それぞれ独立に噴火の可能性が高くなった活火山なのである。
関連性ではなく
個々に危険度はうんと高まっている!!
ということなんですよね(ー ー;)
日本に住んでいる限り
どこも活動が活発になっているから
様々なことを想定して生きる必要が
あるのでしょう。
そして、先生は
地震にも「恵み」がある
とおっしゃっています。
詳しくは、
本を読んでいただきたいのですが
大勢の人間が暮らすことのできる平坦な大地は、長期間の地震活動がつくったものである。また、平野や盆地に農耕が可能な肥沃な土地ができたのも地震のおかげである。
よく考えれば、
私が普段飲んでいる水は
川から引いている某用水ですが、
この川の水の元の山脈も
隆起によるものですし
危険ばかりに目を奪われて
恵みの部分を見ないのは
これからの未来を生きるにあたって
なんの解決にはならないのでは、
と思いました。
その未来は
自分はもちろん生きていないくらい
先の時間なのでしょうけれど
これからの災害は
予知はできないけれど
避けられないものなら
備えだけはしっかりして
そして
自分の身体を整えて
どんなときでも
生きることを優先する
判断ができるように
しなくてはなりませんね(*^_^*)
この地震国を生き延びてきた
自分たちのご先祖様のDNAを信じて。