今日より素晴らしい明日を

心が折れたらアロンアルファでくっつける

端っこ参り

f:id:rainbowstation:20140313204617j:plain

この写真を撮った後、
50代くらいの男性と
車椅子の女性のご夫婦に
写真撮影を依頼されました。

その後、
男性は
車椅子を押し
階段を登っていかれました。

その深い愛情に
すごいなぁと
後ろから
見ていました。

ご正宮の中にも
中央付近にはまだ段もあり、
でも、
そこには人が群がっている…

きっと
彼女を
真ん中でお参りさせてあげたい!
と思われたのか、
男性は
守衛さんに聞いたようです。

すると
守衛さん、

「こちらの宮司さんはじめ、
   神職さん200人ほど
   いらっしゃいますが、
   必ず、真ん中は避けられるんですよ。
   なぜなら、真ん中は神様の
   通り道だからです。
   こちらの端から
   御正宮も見えますし、
   こちらは、特等席です。
   是非、こちらよりお参りください」

と。

粋な答えを聞きました(*^_^*)

それを聞いていた自分を見た
守衛さん、
自分にも話しかけてくださいました。

「どうしても真ん中が良いと
   並ばれる方もみえますね。
   そう話しても
   『せっかく並んだのにっ!』
   とおっしゃいますし、
   個人の自由ですからね。
   でも、本当に神職の方は
   真ん中は避けられるんですよ 」

f:id:rainbowstation:20140313210208j:plain

真ん中は
確かに
神様の
通り道ですからね、
だから、写真のように
なっているワケですが。

でも、
「端で…」
という文化、
奥ゆかしくて
日本らしくて
いいなぁと、
守衛さんの
お話を聞いて思いました。

お正月は、
いつも端っこ参りですが(^_^;)

これからは
普通の日も進んで
端っこでお参りしたいと
思います(*^_^*)

f:id:rainbowstation:20140313210144j:plain