今日より素晴らしい明日を

心が折れたらアロンアルファでくっつける

母のこと

今日は
春分の日。

お彼岸。

体調が
すぐれないし
雨でしたが、
お墓参りしてきました。

母が
亡くなって
今年で10年です。

母が生前、
亡くなった人のことを
「あの人も遠くに行ったねぇ 」
と話していましたが、

私は、
母が亡くなった時点で
母の時間が止まって
自分が
母から
遠くに来てしまった、
そんな風に
感じています。

ウチの両親は
全く信心深くなくて、
特に母は
自分の親のですら
「お墓が怖い 」
という人でした。

なので、
私は
母方の
祖父母のお墓参りを
ほとんどしたことが
なかったのです…

そんなワケで
私も
三十歳過ぎるくらいまで
目に見えないものなどは
全然信じていない
人間でした。

そんな母ですが、
とても、
大人しい人でした。

というか、
両親とも
見た目は大人しく…

「どうしてあんたみたいな
    激しい子が産まれたのか」

とよく言われ、
非常にその言葉に
苦しみました。

しかし、
そんな母でしたが、
私の出産の際、
私がなかなか
産まれて来ず…

結局
麻酔なしの
帝王切開という
ありえない状況で
産んでくれたようです。

それを思うと
やはり、
内面は
激しい人
だったのでしょうね。

そして、
とても
運の良い人だったと
思います。

つづきます。