歌舞伎のことを
書くと言いながら
書いてなかったので。
市川中車さんが
舞台に立たれた
演目
「ぢいさんばあさん」
原作は
森鴎外の
こちら↓
思わぬことで
夫の伊織が
人を
切ってしまい、
夫婦離れ離れに。
37年ぶりに
我が家に戻って
「今日から新しい生活を」
という、
しみじみしたお話。
古典ものではないので、
気楽に見られると
思いますが…
なんだか、
ワタクシ
号泣してしまいました。
ふとしたことから
人を切ることなどは、
普通はないと
思いますが、
けれど、
「こんなはずではなかった」
と思ったことのない人なんて、
いないと思います。
でも、
あきらめないで
心のどこかに
光を持って
地道に
生き抜くことの
大切さを
感じられた、
そんな
作品でした。
ワタクシは
歌舞伎のことも
演技のことも
さっぱりわかりませんが、
中車さん（香川照之さん）の
まっすぐな演技と。
そして。
笑也さん。
相変わらず
声がお綺麗だわぁ(*^_^*)
最初観たときは
「あの人絶対女性だよね… 」
と思ったもので(^_^;)
脱線しましたが。
若い頃
この作品を観たら
全然面白く
なかったかもしれません。
今だから感じたこと…
それを
心に大切に持って
生きてゆきたいと
思ったのでした(*^_^*)
